やっぱまだ工事中……(つД`)
  • 総合評価
  • ★★★
  • 原題
  • I KNOW WHAT YOU DID LAST SUMMER
  • 時間
  • 100分
  • 製作年
  • 1997年

さて、今回はそれなりに有名な『ラストサマー』でお願いします。
今現在、3まであって、そこそこイケてるホラー映画です。
(まぁ、B級映画の「nまで続編がある」は面白さのバロメータになりえないですけど)

今まで、こういうサスペンス系(?)を避けていたのは、絶対に脱線する自信があるからです!!
で、読み返してみると、やっぱ脱線した…orz

では、ストーリー転載ですが、今回は楽天レンタルより。

人鬼による数々の罠と殺戮シーン、
そしてウィリアムソン得意の謎解きが見どころ。
ジェニファー・ラヴ・ヒューイット主演。
ある晩、車で遊びに興じていた4人の若者が、ひとりの男をはね飛ばしてしまう。
怯えた彼らは男を海に投げ捨て、他言無用の約束を交わす。それから1年後……。

もーなんていうか、普通のB級映画なら登場5分くらいで退場させられそうなDQN集団がお話のメインですね。
個人的な話ですけど、主演のジェニファー・ラヴ・ヒューイットとか、別にィヽ(´ー`)ノ

でも、でもですよ、この映画はあの「サラ・ミシェル・ゲラー」が脇を固めてますから!!
近年の作品でB級映画といえば、サラ・ミシェル・ゲラーですよ。もうガチで。『バフィー』の主演というだけでエコヒイキMAX。
この映画のミソは、サラ・ミシェル・ゲラーのスクリーンデビュー作ってトコです。
役どころ? そりゃ、あなた、「主人公の友達」「ブロンド」「可愛い役」「うるさい」ときて、
この映画の内容を考えたら、押して知るべしデス。

この映画の内容ですが、すごく『スクリーム』っぽい映画です。
というか、この映画の1年前に絶叫系ホラーサスペンス(?)の金字塔『スクリーム』が公開されてますから、
あからさまな「後追い作品」になります。

でも、サスペンスっぽい要素は正直あんまり……
途中途中で「いかにもサスペンスな犯人探し」もするんですが、
「ミスリードです」ってプラカード下げて回ってる印象ですかね。
ま、B級にグッドですけど。
推理小説ファンなめんなヽ(`Д´)ノって言いたいところだけど、作ってる側、サスペンスなつもりゼロかと!
「『スクリーム』風ホラーで、難しい脚本じゃなくても小ヒットできりゃいいや」みたいな?

なので、「なんだよ、こんなレベルじゃ推理モノじゃねーじゃん」という感想を持つ人もいるかもしれません。
ただ、推理小説も好きな私の持論として、
「そもそも映画は〝本格推理〟というジャンルにそぐわない」とゆーものがあります。

(思いっきり脱線しますが)この持論の理由は非常にシンプルです。
だって……2時間って長いよ? もしくは、短いよ?
証拠ってワケじゃないかもしれませんが、名作と呼ばれる「本格推理」って映像化されてる場合、
大体が「ホームズ」「ポアロ」な1時間モノです。変化球でも『古畑任三郎』とか『TRICK』とか。

ただ、ほら、火サスはあるし、『八つ墓村』とかの名作もあるんで、みなさん「推理映画」って好きかも知れない。
けど、あれらすべて「本格推理じゃない」ですから(『悪魔が来たりて笛を吹く』はOK)。
と、じゃあどういうのが本格推理かって話は、議論の余地なし。島田荘司の小説でも読んでください(正確には新本格だろうけど)。
あ、ちなみに、日本の推理モノ文化を否定してるワケではないです。日本の推理小説は古典・近代・現代と全部好きですよ。

結局のところ、本格的なサスペンス系の映画って、
「ラスト5分、あなたは衝撃の真相を知る!!」みたいなキャッチ多いじゃないですか。
正直、今まで、それ系の映画を見終わると「……あの、見始める前(もしくは開始30分以内)に想定したゴールなんですけど」でファイナルアンサー。
なんで、映画上で語られる「サスペンス」なんて、この作品程度でいいんですよ。
あんまり凝ったトリックとか、不必要というよりは邪道かと。
何故なら(細かい理由は超脱線になるんで省きますが)、
推理モノってのはある種の「目隠し将棋」だと考えてるんで、つまりは小説だからこその文化。
推理するための環境は、文章や見取り図程度。その前提で「トリック」を考えるから、想像力で面白い。いや、「想像力が面白い」か?

おっと、さすがにこの脱線っぷりがヒドイ……。
話を『ラストサマー』に戻しますが、
要するに「サスペンス要素が駄目だから映画が駄目」と論じるのはナンセンスじゃないかと。
色んなジャンルの映画があるんで、一概にひと括りには出来ませんが、
「エンタテイメントってのは、テンポとプロットが一定水準なら視聴に値する」ってのが身上ですから。
で、この作品はプロットは微妙ですけど、テンポがそこそこなので、見て損するレベルじゃないですね。
ま、逆説的に一定水準であり、名作と呼ぶには足りないものが多いですけど。

んで、この作品の「敵」の主力兵器は鉤爪です。
あの「フック船長のおてて」ですね。あれでズブリッな。
いや、何回も書いてますけど、何故だか自分、刃物系には凄い弱いんですが……刺殺には強いぜ?!
鉤爪怖くねー! だってアレ、切れないもん。引掻けるけど、スパンスパンできないし!!
……何が言いたいかって、そういうのが苦手だとキツイかも知れませんってお話です。

あと、「所詮サスペンスでないホラー映画」ってのはある種の武器でもあるんで、
後半の盛り上がりで主人公が追われるところのスピード感なんかは良いですね。
ああいう危機感によるテンポある展開はホラーの独壇場ッスから。

なーんか推理がどうのこうのってお話に終始しましたが、
「いつもいつもクリーチャーと戦うのも飽きた!」ってホラーファンにはおススメ。
まぁ、こういうとっつきやすい映画から、ディープな世界にハマッていくんですけどね!!


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