やっぱまだ工事中……(つД`)
  • 総合評価
  • ★★★
  • 原題
  • MEGA SNAKE
  • 時間
  • 90分
  • 製作年
  • 2007年

ども、YouTubeにUPするのがマイブームという、世間の3歩後ろを行く者です。
そんなこんなで今回は、デッカイ蛇と戦う映画『メガスネーク』をお送りいたします。

では、ストーリー転載ですが、今回はAmazonより。

毒蛇を祀る宗教に傾倒するダフは、
ネイティブアメリカンの蛇使いに出会う。
その蛇使いは「アンテカ」と呼ばれる、
太古にこの土地を支配したという邪悪な蛇の子供を飼育していた。
ルールさえ守っていればその封印が守られ、平穏が保たれるという。
伝説に魅了されたダフは、その小さな蛇を奪って逃走するが、
ルールを守れず、アンテカの封印を解いてしまった!
小さかったアンテカは、みるみる巨大化し驚異的な破壊力で人々に襲いかかっていく!
怒れる神の呪いの封印が解け、邪悪な大蛇が野に放たれたのだ。
人類はこの恐ろしき魔獣を闇に葬り去り、悪夢を終わらせる事が出来るのか・・・!?

そうそう、ルールが3つあるんスよ。それを破ると、大変なんですよ。
とっても『グレムリン』な設定ですが、設定のレベルは『グレムリン』以下。
というのも、『グレムリン』の場合、1~3までのルールでモグワイの反応が違うじゃないですか。
(例:増える・変わる・死ぬ、と)
この作品は、ルールの1と2は一緒というか、同意義じゃね? という点が手落ちですかね。

このストーリだけ見ると、なんと言う地雷!って感じが。
が、意外としっかりしたB級配役が、ちゃんと脇を固めてます。
まず、ダフとか上記のストーリーで唯一名前が出てますけど、チョイ役です。主人公はその弟ですね。
主人公の周りにも、ツンデレ(過ぎやしないか……)なヒロイン、嫌味なオッサン、そして死ぬためだけ生まれたような人々。
ストーリーを通して、結構な数の人間がアンテカ(蛇)の餌食になりますが、
年端もいかぬ幼女はちゃんと守り抜くところとかも偉い。

また、この手の映画の中では、グロシーンが控え目ですね。
序盤なんて、ほんと控えてて、上手い具合に容器やタイヤの陰に隠れてたりします。お前は、少年誌の乳首か?!
……後半ヒートアップしてくると、首なし死体とかもバッチリ出てきますケド。

蛇のCGや造型については、文字で語るより予告を見てもらえれば早いんですが、思ったよりまともです。
というか、こういう謎の映画の中では、上位に入る出来ではないでしょうか。
細かい部分ですけど、ただの「スケールの大きな蛇」にしないで、口の部分が「プレデター的開き方」をするとトコロに、
クリーチャーデザインへの意気込みを感じますね。
「普通にいる生き物のラージサイズ」が大暴れする映画の場合、
こういったちょっとの気遣いだけでも、観客の熱を冷まさない効果があると思ってます。
というのも、単に大きいだけの敵に「ショットガンが通用しない」とか、おかしいじゃないですか。
ンでも、超設定と「プレデター的な口」のおかげで、「ああ、この蛇はスゲーんだな」とすんなり納得。

ちょっと話が戻りますけど、手堅い配役と舞台設定なんですよね。
舞台は田舎町。時期は祭りの直前。祭りを中止しない政治家。死亡フラグ満載のハンター。嫌味な保安官……等々。
いやぁ、イイとは思うんですが、逆に手堅すぎて全体が散漫になってるんじゃないかと。
登場人物たちが、あまりにもステレオタイプなため、映画的文法ではスッキリ飲み込めるんです。
でも、物語の「のどごし」までスッキリしすぎ。
特にあのエンディングは不必要じゃないか? ディレクターズカットしてしまえ。

んで、「このキャラクターは必要なかったんじゃないのかなぁ」って配役が多かったですね。
役どころがカブってたり、尺を無駄に使うだけのような……。
90分の映画なので、シェイプアップしたら75分くらいになりそうです。
まぁ、言いたいのは「不必要なシーンと人物で時間が無駄」というよりは、
「ここまで手堅い脚本なんだから、無駄を削ってもうちょっと『遊び』を入れられれば良かったのに」です。
駄目なんじゃなくて惜しい。
あらゆる点でこの映画は「惜しい」です。

最終決戦の舞台は遊園地っぽい場所なんですけれども、
vs蛇映画でそういうステージは見た記憶がないんで、「ちょっと斬新かな?」と感じましたね。
素人考えですけど、ああいう障害物が多い場所で考えるに、蛇のあのニョロっとした動きをやろうとすると、
たぶんけっこうな労力を使うんじゃないかと思います。
逆に言えば、蛇を演出する場所としては、場と蛇のミスマッチもあって、
B級ホラー的な大暴れが期待できてよかったですね。実際、大暴れしてくれたし。
でも、やっぱ惜しい。
せっかくこういう場所で決戦なのに、
最後のあの「え、ちょ、まっww 普通すぎ!」って倒し方はなぁ。

監督のディボー・タカクスは、『殺人鼠』や『キラー・モスキート 吸血蚊人間』で手堅い作品を見せてくれたんで、
この作品も地雷ではないと思ってましたけど、期待は裏切られたけど、予想通りだったかなっと言ったところ。
次にモンスターパニックに挑戦する際には、ちょっとした冒険をしてください。期待してますぜ!


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