やっぱまだ工事中……(つД`)
  • 総合評価
  • 原題
  • INVINCIBLE
  • 時間
  • 90分
  • 製作年
  • 2001年

どう書けばいいのか悩む映画を一気に書き上げて楽になってしまおう企画、第3弾。
名作『リーサル・ウェポン4』で競演したメル・ギブソンとジェット・リーが製作総指揮のSFアクション映画です。
ビッグネームが製作総指揮だと、看板倒れはいつものこと。そんな映画です。

ああ、そうそう。
最近気づいたんですけど、ストーリーを書くのって地味に疲れるので、
イイ按配で通販サイトにストーリーがあった場合は、転載することにしました。
ということで、今回はDMMさんから転載します。

二千年に亘り地上を闇から支配してきたシャドウマン一族は、千年に一度開かれる破滅の扉を操り地球消滅を企んでいた。
一方、そのシャドウマン最強の戦士オースは地上の守護神・光の戦士の力によって闇と光の力を授かりシャドウマンたちと決別、
地球を救う闘いを開始する。
しかし、シャドウマンの強大なパワーに打ち勝つためには光に選ばれし4つのエレメントを持つ戦士を探し出さねばならなかった…。

楽だ……非常に楽だ……(´з`)y-~
一応補足として、4つのエレメントですが、FFの「火・水・風・土」じゃなくて、陰陽五行説の「火・水・風・樹・金」ですね。
まー、とある事情で1個欠けてますけど、それはストーリー上で明らかになるんで、気にしないでください。

一言で表せば「西洋人のための東洋思想SFアクション」です。
もー、宗教色が強い強い。
「憎しみではない愛だ!」とか連呼しまくり。
それはいいから、お前らアクションしろよ。

まず、上記のよくわからん東洋思想をクリアしないとこの映画は楽しめません。
しかもここでいうクリアとは「我慢するコト」ではありません。
「共感するコト」ですよ?! ハードルたけぇ!!

というのも、この映画、SFアクションと銘打ってますが、SFアクション部分は微々たる物です。
たまーにアクションっぽいことしますが、たまにです。
各種レビュアー様方が「前置きが長い」と書いているのを拝見させてもらいました。
まぁ、そと言えばそうなんですが、私の感想はちょっと違います。

この映画、この「前置き」がメインなんじゃないでしょうか。
だって、アクションほとんどないんですよ。
しかもひねりのないワイヤーアクションとちょっとしたCGエフェクトですから。
これ、どう考えてもアクション主眼の映画だとは思えません。
ということで、私はこの映画を楽しむためには「エセ東洋設定に共感」が大前提だと感じました。

逆に言えば、「前置き」はスゲー尺が長いんです。
あんなに気合の入った思想押し付けシーンを連発されると、陰陽師以外ついてこられないんじゃなかろうか。
そのワリには相克とかそれっぽい設定はないんですけど。
「漢字が入ったTシャツ? クールだぜっ!」って外国人なら、それなりにイイかもしんない。
その思想も設定も、底が浅く尺が長いもんだから、東洋人にはキツイと思います。

別にアクション主眼じゃないと割り切ってしまえば、それでよかった。
だって、普段「放射能汚染された未知の怪物が人々を恐怖のどん底に!」とか楽しんじゃっている人種ですから、
多少シュールな映画でも平気へっちゃらドンと来いですよ、私。
だったら、そういう風に「設定」に力を注いで欲しかった。

映像美と予算でダントツの差があるんでしょうが、例えば『フィフス・エレメント』。
あれは悪い映画じゃないと思います。
題名にも陰陽五行が根底にあるような雰囲気ですが、巧い具合に西洋文化と融合させて、
思想ありき」ではなく「楽しんでくれれば十分」ってカタチの落としどころに辿り着いてるんじゃないかと。

この映画は、悪い意味で思想のトレースなんですよね。
衒いなくなぞられた模倣に過ぎない思想を映像に落とし込んでいると感じられ、個人的には妄信者の気持ち悪さがありました。
やっぱ、思想を前面に押し出すのであれば、それを映画と巧く融合させてくれないと。
言いたいことがあるだけならば、映画でも本でもマンガでもなく、ただ文字にして自宅のドアにでも貼り付けてくれ。

最後のオチもなぁ。力技でしたねぇ。
愛さえあれば何とかなるんじゃね?的な。
いやー、プリキュア最終回の方が、100倍盛り上がりましたね。

なんにせよ、こういうベクトルの映画を作製するんであれば、もっと世界観を練りに練って欲しいですね。
練りに練るって作業は余計なものをそぎ落とす作業でもあり、足りない部分を研磨する作業です。
これがちゃんと成熟されると、思想が根底にあっても娯楽として一級の『スター・ウォーズ』になるんですよ(たぶん)。

あー、でも、邪気眼とか厨二病とかそういうケのある方なら、ちょっぴり楽しめる可能性があるので、挑戦してみて欲しいかも。
あと、西洋人がこれを視聴したら、どう感じるか知りたいデス。
――や、やっぱツマンナイと感じるんでしょうけど!


DMMでこの作品を借りる

記事と関連してそうなモノ

コメントを残す

【必須】required