やっぱまだ工事中……(つД`)
  • 総合評価
  • ★★
  • 原題
  • EYE OF THE BEAST
  • 時間
  • 90分
  • 製作年
  • 2007年

誰も祝してくれないと思ったので、自分で祝レビュー20本とか言ってみる。

さて、2007年製作映画にして、上映時間90分の時点で地雷の匂いが漂うこの作品。
B級ビギナーの方は、レンタルする前にこの「時間」を押えておくだけで、駄作被弾率が下がりますよ。
2008年現在、95分以下は危険度高いです(傾向ですけどね)。
もうちょっと昔だと、90分超えてるとやや安心だったんですけどね。

それはともかく、この『クラーケン』ですが、
お察しの通り「ダイオウイカ」との海洋バトルですね。
ただ、ちょっと風変わりな部分があって、舞台が海ではなく、湖でした。
「ダイオウイカって、淡水大丈夫なの?」と思われた方、
作中で主人公が「淡水でも例がある」と言っていました。
ホントかどうかは知りませんが、2008年現在、
未だにダイオウイカの詳しいことは分かっていないみたいですね。
や、Wikipediaで見た限り、ですけど。

ストーリーは、湖(すごく大きいです。もはや海)の島に主人公である調査員が訪れます。
何の調査をしに来たかというと、毎年漁の収穫量が落ちているとのことで、その原因の調査です。
その島には、「湖の主」というバケモノがいると言う噂がありましたが、
島民は誰も信じていません。
主人公は、島で出会った女性保安官(・・・だっけ? まあ、似たような仕事かと)
と協力して、事態の解明に乗り出します。
こんな感じで、最終的にイカが出てきて「倒そうぜ」なノリです。

うーん、まず細かい点から駄目出し。
無駄設定が多いです。主人公の父親が生ける伝説の学者らしいんですが、
驚くほどその設定は生かされませんでした。
また、「霧の夜に主が出る」的な噂が流れていましたが、
作中で判明している限り、25年くらい前(年数は私の推定です)に一度人が襲われているだけで、
作中の現在軸まで、被害者がいないんですよね(漁獲量は減ってきてますが)。

んで、最終決戦時が霧の夜なんですけど、
ぶっちゃけイカや状況が見づらくなっているだけで、視聴者的にプラスな要素は特になし。
そりゃ、雰囲気くらいは出てますけど、
日本人的にイカ=食べ物だからかもしれませんが、正直別に怖くないし。

次に、「舞台が湖」って設定ですか。
風変わりではあるんですけど、でもだからどうしたんだと。
ひょっとしたら、米国では原題+湖モンスターってだけの情報で公開だったのかな?
それでイカだと、ちょっと意外かもしれませんが、
邦題が『クラーケン』ですからね……押して知るべし。
他にも「別にその設定いらなくね?」とか、
「別にこの脇役、必要なくね?」というモノが多い。
よって、それらに割かれる時間が多くなり、本筋であるイカとの戦いまで長い長い。

次に、設定の甘さ。
ダイオウイカは知らんですけど、普通、イカの血って青じゃね? 何で赤いの?
あと、ダイオウイカの色は、赤っぽい色らしいですが、普通のイカの色ですね。
(判明したのが最近らしいんで、しょうがないっちゃしょうがないですけど)
余談ですけど、イカだのタコだのをモチーフにした場合、
ちゃんと墨で逃げるのとか表現した作品って見たことないなぁ。

ついでですが、B級映画でこれを言うのは微妙ですが、無駄死にが多い。
無駄に人を殺すのは良くないですよ、そういうホラーコメディじゃないんだし。
B級ホラーファンは(人にも拠るでしょうが)、
別に死ぬシーンが楽しくて楽しくてしょうがないわけじゃないですよ。
てかね、この映画の場合、正確には人が死ぬシーンがイヤなんではなくて、
「無駄に死ぬシーンで尺が稼がれている」トコロ。
この映画、真面目に編集したら、60分くらいになるんじゃないか?

そいで、これが★2である最大の理由なんですけど、
最後の戦いまで引っ張って引っ張って、単調なバトルとラストのオチってのが辛かった。
最後まで見たら、原題の意味が分かるんですけど……
いや、分かるって言うか、引っ張るほどの話じゃないだろ。
期待を裏切り、予想に応える映画ですね。

それでも、イカの見た目、ストーリーの大まかな流れ、
最後の戦いをひっくるめて、★1ではないです。
見て、特することは皆無でしょうが、思わず失笑・苦笑するレベルではないですね。
……もちろん、B級ホラーが好きな人がという意味で、一般人は切なくなるでしょうけど。

うーん、オススメ出来る方の対象としては、うーん……
とりあえず、暇なんでB級モンスター系でも見ようと思ってるけど、
オモロイのは見尽くした人、とか。
あと、過激な描写が少ないので、そういうの不得意な人でしょうか。


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