やっぱまだ工事中……(つД`)

  • 総合評価
  • ★★★★★
  • 原題
  • DEEP RISING
  • 時間
  • 107分
  • 製作年
  • 1998年

監督のスティーブン・ソマーズの『ハムナプトラ』シリーズで有名ではないかと。
主演のトリート・ウイリアムスは確か……TV版の野獣教師2と3に出演しています。
ヒロインを演じるファムケ・ヤンセンは、何気に『007 ゴールデンアイ』でボンドガールを演じています。
舞台設定も結構気合の入ったモノで、豪華客船が謎のモンスターに襲われる海洋モンスターパニック映画です。

ストーリーは、主演のトリート・ウイリアムス扮する「海の運び屋」が、
謎の集団から依頼を受け、謎のポイントに船を走らせるところから始まります。
そこは、とある豪華客船の航海ルートで、
トリート・ウイリアムスは謎の集団――武装強盗団を豪華客船に案内することになってしまったのでした。
しかし、彼らがたどり着く前に、豪華客船は謎のモンスターに襲われ、(ほぼ)全滅しており、彼らもモンスターに襲われることになった。
大雑把に言うと、こんなところでしょうか。

登場人物の「味」、ストーリーのテンポ、モンスターの暴れっぷり。
すべてにおいて満足行く仕上がりでしたので、★5にさせてもらいました。

主人公はトボけていてもタフで力強く、ヒロインは可愛らしく色っぽく、
悪役もただ「悪い」というより、味のある悪さが雰囲気を出していて好感をもてます。
それだけでなく、主人公の相棒もボケキャラっぷりが秀逸で、
ついつい彼がピンチに陥ると「お願い!死なないで!ヽ(`Д´)ノ」と胸中穏やかでなかったり。

モンスターパニックとして難点を挙げるとすれば、
「ラストにオチにエスプリがない」ってトコロでしょうか。
分かりやすく言うと「ジョジョ的な頭脳バトル」が用意されていないことに、ちょっとした減点があります。
ただ、この作品の場合、「倒し方」以外で観客を驚かせてくれる「オチ」が終盤に用意されていました。
(とは言え、勘のいい人は、冒頭で直感的に見抜いてることも多いですけど)
また、ラストのハリウッドにありがちな「最後は爆発させとけ」というラストでも、上記の理由に加えて、
船上が舞台=脱出劇アリで、きっちり描かれているため、極端な不満を感じることなく見終わることが出来るかと。
B級パニックのラストを「方法」という形ではなく、「演出」という手法で盛り上げてくれる作品はあまり類を見ないので、
これはこれで高評価対象でもあるかな、と感じています。

ちなみに、この作品のモンスター(クリーチャー)は、全部CGで表現されています。
往年のファンにはきぐるみだったり特撮だったりがないため、ちょっとした不満はあるかもしれませんが、
使い方の上手いCG演出だと思っているので、この点も○ですね。

余談ですが、2007年にDVDになった『グリード』とはまったく関係がないです。


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